EN HOTEL Hakata(エンホテル博多)

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9
3 客層
Modern hotel room with an open-concept glass shower stall and desk area.

ホテル情報

  • 📍 住所 日本、〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目30−25
  • 📞 電話 +81 92-461-0505
  • 評価 ★★★★☆ 3.6 (1215件のレビュー) · 出典:Google ↗

泊の記事

familycouplefriends
2月 family U
22

小さなコートに染み込んだ、梅の香り

舞鶴公園の入り口で、二月の冷たい風に頬を叩かれていた。子供たちのマフラーはぐるぐる巻きで、その姿はまるで冬を越そうとする小さな繭のようだ。「見て、あそこに花が咲いてるよ!」と長女が指差した先には、淡い紅色の梅が静かに、けれど力強く蕾を綻ばせ…

3月 couple U
37

狭い部屋で、君の呼吸だけが聞こえていた

指先に触れるコートの生地が、春を待つ博多の湿った空気を吸って、わずかに重くなっている。三月の風はまだ意地悪で、駅を出た瞬間に肌を刺すような冷たさが舞い込んだ。そんな外の世界を背に、EN HOTEL Hakataのロビーに足を踏み入れたとき、…

4月 family U
18

靴の底に張り付いた、小さな花びら

博多駅に降り立った瞬間、春の柔らかな風が頬を撫で、季節の変わり目を告げた。老大が「見て、桜が飛んでる!」と歓声を上げ、弾むように走り出す。その足取りは、冬の冷たい土の下で静かに時を待っていた小さな核が、ある日忽然と殻を破り、生命を爆発させる…

5月 friends U
31

濡れた傘がロビーに描いた、不格好な円

ロビーのタイルのひんやりとした感触と、濡れた傘から絶え間なく滴る水の音。不規則なリズムで床に点々と広がる水滴をぼんやりと眺めていたとき、「ああ、この旅はきっと計画通りにはいかないな」と、心地よい諦めのような確信が胸に広がった。5月の福岡は、…

7月 family U
13

指先に触れた冷たい水滴と、狭い部屋の温度

七月の福岡は、湿った空気が重く肌にまとわりつく。博多駅を降りて数分、EN HOTEL Hakataのドアを開けた瞬間、冷房の乾いた風が、汗ばんだ首筋を心地よく撫でた。チェックインを済ませて案内された「Cozyダブル」の部屋に入ると、そこには…

8月 couple U
30

湿った浴衣の匂いと、遠くで鳴る笛の音

八月の福岡、肌にまとわりつくような湿った熱気が、思考さえも鈍らせる。そんな喧騒を切り裂くように、EN HOTEL Hakataの自動ドアが開いた瞬間、肺の奥まで届く冷気が、火照った頬を心地よく撫でた。ロビーに漂うかすかなシトラスの香りと、モ…

8月 friends U
36

ぬるい風と、誰かの笑い声だけが残った夜

肩に食い込むバックパックのストラップが、じっとりと汗で湿っていた。博多駅からの道を歩く間、視界は熱気でゆらゆらと歪んでいて、まるで街全体が巨大な水槽の中に沈んでいるみたいだった。焼けたアスファルトの匂いが鼻をつき、呼吸をするたびに肺が熱くな…

10月 couple U
20

狭い部屋で、呼吸の距離を測っていた

壁のUSBポート。指先に触れる冷たいプラスチックの硬質な感触と、端子を差し込んだ瞬間に鳴る、小さく乾いたクリック音。コンセントの隣にひっそりと口を開けたその小さな隙間は、二人のスマートフォンを同時に繋ぎ、充電という名の細い光の糸で、私たちを…

11月 family U
38

靴下を脱ぎ捨てた場所で、笑い合ったこと

下の子が、ベッドの端っこでぴょんぴょんとはねている。Cozyツインの清潔なリネンが、子供にとっては広大な白い雲の上のジャングルのようだ。足の裏に伝わるマットレスの心地よい弾力と、跳ねるたびにふわりと舞う微かな洗剤の香り。彼が「ここ、トランポ…

11月 friends U
20

狭い部屋で、三人の呼吸が重なった夜

指先に触れるカードキーの冷たいプラスチックの質感。ロビーに漂う、雨上がりのアスファルトと清潔なリネンの混ざり合った、どこか懐かしい匂い。私たちはそこで、誰が一番先に荷物を部屋に運び込めるかという、どうでもいい賭けに興じていた。結果は、一番大…

12月 couple U
30

指先が触れるまで、あと数センチの距離

博多駅からの道すがら、冬の鋭い風が耳端を撫で、私たちはまだ互いの適切な距離を測りかねていた。隣を歩くあなたのコートの袖が、私の腕に時折触れる。そのたびに、心地よいはずの接触にさえ、どこかぎこちないリズムが混じっていた。街のイルミネーションが…

12月 friends U
17

コンビニの袋がカサカサ鳴る、午前二時の静寂

指先に残る、博多駅前の刺すような冷たい空気。12月の福岡は、想像以上に肌を突き刺してくる。キャナルシティの色鮮やかなイルミネーションに目を奪われていたけれど、結局私たちが一番執着したのは「夜食に何を食べるか」という、旅の目的を完全に忘れたよ…