鬼怒川温泉 ホテル万葉亭(BBHホテルグループ)

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8
3 客層
Traditional Japanese-style hotel room with tatami mats and low wooden table

ホテル情報

  • 📍 住所 日本、〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原390−3
  • 📞 電話 +81 288-77-3900
  • 評価 ★★★★☆ 3.6 (636件のレビュー) · 出典:Google ↗

泊の記事

familycouplefriends
1月 family U
46

冷たい指先が、温かいお茶に溶けていく時間

一月の鬼怒川は、空気が鋭いナイフのように肌を撫でていく。東武ワールドスクウェア駅からホテルまでのわずか六分の道のりさえ、厚手のコートに身を包んだ私たち家族には、果てしない冬の遠征のように感じられた。空は低く、鈍色の雲が垂れ込めている。足元で…

2月 couple U
40

鍋の湯気に、あなたの輪郭がふっと消えた瞬間

廊下から和室12畳の部屋へ足を踏み入れた瞬間、足裏に伝わってきたのは、畳のわずかな凹凸と、い草のどこか懐かしい青い香りだった。誰かが長い時間をかけてここに座っていたことを物語るその小さな窪みに、ふと、自分たちの居場所がここにあるような気がし…

3月 family U
48

谷の青さは、窓の外に置いてきた

指先が少しだけ痺れるような、三月特有の鋭い空気。東武ワールドスクウェア駅からホテルへ向かう道すがら、大人にとってはわずか数分の散歩に過ぎない道のりが、子供たちにとっては未知の領域を切り拓く大探検だった。道端に小さく顔を出した早春の蕾を探して…

4月 couple U
19

湯気の向こう側で、少しだけ笑った君

玄関先で、スタッフの方が私たちの脱ぎ捨てたスリッパを、ほんの数センチだけ丁寧に揃えていた。その小さすぎる気遣いが、なんだか今の私たちの関係みたいで、ふと口角が上がった。まだ、お互いの歩幅を測りかねているような、そんな心地よい緊張感。鬼怒川温…

4月 friends U
16

誰が予約したか忘れた頃に、春が来た

東武ワールドスクウェア駅から宿へ向かう道すがら、私たちの足元ではスーツケースのキャスターが不規則なリズムで砂利を弾いていた。ガガガ、と耳障りながらもどこか心地よいその音に混じって、「予約メール、誰が持ってるんだっけ?」という誰かの問いかけが…

6月 couple U
18

濡れた石畳と、君が笑った瞬間の温度

「ねえ、雨の音が、誰かが話してるみたいに聞こえない?」 君が不思議そうに首を傾げたとき、僕たちは東武ワールドスクウェア駅からホテルへ向かう道にいた。 「え、どういうこと?」 僕が聞き返すと、君は濡れた指先で空を指した。六月の雨はしとしとと、…

8月 family U
20

浴衣の袖が、少しだけ床に触れていた

足の裏に触れる、い草の少しざらついた心地よい感触。次男が「ねえ、ここって草の上に座ってるの?」と、目を丸くして不思議そうに聞いてきた。和室10畳の空間は、小さな子供にとっては、どこまでも続く広大な緑の島のように感じられるのかもしれない。走り…

8月 friends U
10

まぶたの裏に残った、あの夜の残像

5年後の私たちへ。ねえ、まだ覚えているかな。湿り気を帯びた8月の重い空気と、「誰が一番に迷うか」なんていう馬鹿げた賭けをして、全員で堂々と逆方向に歩いたあの日のことを。計画通りにいかないもどかしさが、結果として一番「私たちらしい」心地よい時…

9月 couple U
40

指先に残った、温かい豆乳の温度

チェックインを済ませ、期待と少しの緊張を抱えて向かった食事処。そこで私たちを最初に迎えてくれたのは、目の前でゆらゆらと幻想的に揺れる白い湯気だった。眼鏡のレンズがゆっくりと曇り、視界が白く塗りつぶされる。その向こう側で、那須三元豚の豆乳鍋が…

11月 family U
20

湯気に消えた、小さな言い争いのあと

鼻先をかすめる空気が、不意に鋭くなった。11月の日光は、呼吸をするたびに肺の奥まで洗われるような、澄み切った冷たさが心地よい。そんな季節の入り口に、私たちは鬼怒川温泉 ホテル万葉亭に辿り着いた。東武ワールドスクウェア駅から歩くわずか6分間。…