ホテルニューツルタ

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3 客層
Traditional Japanese wooden hotel entrance with ornate carvings and calligraphy sign

ホテル情報

  • 📍 住所 日本、〒874-0920 大分県別府市北浜1丁目14−14−15
  • 📞 電話 +81 977-22-1110
  • 評価 ★★★★☆ 4.0 (1082件のレビュー) · 出典:Google ↗

泊の記事

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2月 couple U
36

湯気に溶けた、名前のない時間

浴衣の帯。少し硬い綿の感触が、指先に冷たく、けれど確かな質量を持って伝わってくる。プレミアム和モダンな客室を包む柔らかな間接照明の下で、私は何度も帯を締め直した。指先が冷えていて、思うように結び目が作れない。結局、少しだけ歪な形になったその…

3月 family U
34

窓の結露を指でなぞったとき

アスファルトを叩くキャリーケースの不規則な振動が、手のひらを通じて肘まで伝わってくる。別府駅からの短い道のり、三月の空気はまだ少し冷たく、肺の奥がキュッと締まる感覚があった。隣では、次男が「お風呂の街って本当?」と何度も聞き、長女は自分の歩…

4月 friends U
22

午前二時の畳と、コンビニ袋の音

指先に触れる夜風が、少しだけ湿っていた。4月の別府は、どこを歩いてもかすかに硫黄の匂いが混じっている。それがこの街の呼吸のような気がして、なんだか落ち着かないけれど、心地よい。ホテルニューツルタの重厚なドアを押し開けて外に出たとき、僕たちは…

5月 couple U
32

冷めたお茶と、畳の匂いが混ざる時間

引き戸の取っ手に触れたとき、指先に伝わったのは、わずかな冷たさと古い木材が乾いた小さな感触だった。それが、ホテルニューツルタでの時間の始まりだった。別府駅から歩いて8分。5月の空気はまだ春の迷いを孕んでいて、街のあちこちで藤の花が淡い紫色の…

6月 couple U
38

窓の雨が、二人の境界線をぼかしていた

指先に触れた浴衣の生地が、しっとりと湿っている。六月の別府は空気が水分をたっぷりと含み、呼吸をするたびに肺の奥まで重みのある湿り気が伝わってきた。案内された「プレミアム和モダン」の客室に足を踏み入れ、障子を開けた瞬間、視界を塗り潰したのは深…

6月 family U
34

濡れたタオルが畳に落ちる音

指先に触れる空気は、しっとりと重い。六月の別府は、街全体が大きな蒸し器に包まれているかのような、独特の湿度をまとっていた。ホテルニューツルタのロビーに足を踏み入れた瞬間、鼻腔をくすぐったのは、長い年月を経て木造建築に染み込んだ、落ち着いたお…

8月 friends U
33

浴衣の匂いと、氷が溶ける音

和室の畳:い草の乾いた清々しい香りと、誰が一番心地よい場所で眠るかで言い争った、あの汗ばんだ手のひらの温度。散らかり放題の荷物と、私たちの無秩序な笑い声を一番近くで受け止めていた、静かなる共犯者。…

9月 family U
24

濡れた浴衣が畳を擦る、小さな音

9月の別府の空気は、しっとりと湿り気を帯びていて、まるで使い古したタオルのように肌にまとわりつく。ホテルニューツルタに足を踏み入れたとき、最初に私を迎えてくれたのは、古い建物が深く呼吸しているような、静謐で濃密な木の匂いだった。家族での旅は…

10月 friends U
27

畳の上で、コンビニの袋が鳴った夜

10月の別府は、夜風に微かな硫黄の香りが混じり、街全体が深い湯気に抱かれている。それはこの街が深く、ゆっくりと呼吸している証拠のように感じられた。ホテルニューツルタで贅沢な夕食を堪能し、心もお腹も十分に満たされたはずだった。けれど、部屋に戻…

11月 couple U
37

湯気の中で、あなたの輪郭がぼやけていた

使い込まれた木製のお盆。深い琥珀色に染まり、角が緩やかに丸くなったその質感は、長い年月を経て数え切れないほどの旅人の喉を潤す茶器を支えてきた、静かな慈しみに満ちている。プレミアム和モダンな客室の畳の上に静かに置かれたそれは、指先で触れると冬…

12月 family U
33

白い湯気の向こうで、小さな手が私の指を握っていた

12月の別府の空気は、しっとりと濡れた重みがあり、鼻の奥にかすかに硫黄の香りが混じっている。車を降りた瞬間、頬を撫でた風は予想以上に冷たく、思わず肩をすくめて身を縮めた。しかし、ホテルニューツルタの重厚な木製の扉を開けた途端、そこには外の世…

12月 friends U
29

冷えた指先と、硫黄の匂いが混ざる夜

金属的な冷たさを孕んだ冬の風が、別府駅のプラットホームを容赦なく吹き抜けていく。十二月の空気は、肺の奥までキリリと締め付けられるような鋭さを持っていて、吐き出す息は白く、すぐに夜の闇に溶けて消えた。足元では、誰かが持ってきた大きなスーツケー…